オフィス内での新たなコロナウイルス対策

オフィス内での新たなコロナウイルス対策

新型コロナウイルスの影響はまだまだ続くようです。この状況に応じて今までのビジネスリズムに変化が見られます。今週は、歯医者、カイロプラクティック、などオフィス内で患者を診るビジネスが行っている工夫を紹介いたします。

入ってすぐに目に留まるのがパーティションガラス。多くのお客様と接触する受付では、マスクだけではなく、パーティションを使った対策をしています。軽いものを天井からつるしたり、カウンターを囲むように置かれているものもあれば、本格的に工事をして、ガラスを設置するところもあります。
郵便局ではお客様がガラスに寄りかかったり、触ったりするので、追加でフェンスのようなものを使いお客様がこれ以上近寄れないようにしていました。

一番の違いが待合室で見られます。以前は雑誌、子供用の本やおもちゃがおかれていましたが、多くの人が手にするものはすべて片付けられています。最近では、椅子も最低6 feet の距離を空けられていて、患者が距離を保ちながら待てるように工夫をされています。
待合室を使わないオフィスも少なくありません。駐車したらお店に電話をして車で待機、順番が来たら、オフィスに入っていいと再度電話をもらうシステムもあるようです。

オフィスに入ったら、まず体温を確認されます。コロナウイルスで一番多い症状が熱です。しかし熱い車の中や外で待っている場合は、どうしても体温が上がります。体温計が高い数値を出した場合、30秒ほどおいて再度計ったら正常に戻っている場合がほとんどです。

また、過去にコロナウイルスにかかってないか、コロナウイルスの症状がないかなどの質問の書かれたアンケートを取り、サインをするのが常識になってきています。書類など、時間をかけて答えるものが必要な場合は、オフィスの待合室で行うのではなく、Eメールにやウェブサイトを活用し、来る前に記入してもらいます。

オフィスでのペンやボードの使用を避ける工夫もされています。支払いをインボイスで送るオフィスも出てきているようです。もちろん、今までのようにカード支払いをするオフィスもまだあります。もし、カード決済ターミナルが患者さん向けの場合、毎回柔らかい布やペーパータオルにアルコールを吹きかけて端末の消毒を行うのがお勧めです。

以前紹介したターミナルの掃除と消毒の仕方はこちらから

医者に会う前の段階でいろいろと変化が見られる中、実際の治療やサービスは、今までと変わらない安心感を抱いてもらえるように、いろいろな工夫をされているようです。


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