20ドル紙幣肖像にハリエット・タブマンを要望!

20ドル紙幣肖像にハリエット・タブマンを要望!

20ドル紙幣肖像にハリエット・タブマンを要望!

アンドリュー・ジャクソンを20ドル紙幣から追い出して、女性の英雄と差し替えたい、フェミニスト・グループ”Women On 20s”が、差し替え候補として、奴隷解放運動家であり、女性解放運動家でもあるハリエット・タブマンを選出しました

 

同グループは、5月12日朝、10週間に亘る、ジャクソンの後釜候補選びの投票の結果を公表し、女性と少女を対象にしたホワイトハウス評議会と、オバマ大統領あてに、Emailで嘆願書を送りました。(以前のニュースをご参照ください。)

 

  
正午には、評議会の議長、バレリー・ジャレット氏と、事務局長、ティナ・チェン氏が、『今後も会話を続けて行きたい』との返答を致しました。
Women on 20sの事務局長、スーザン・アデス・ストーン氏は、ホワイトハウスと、何らかの形のミーティングを待っている、と語っています

タブマンは、奴隷解放のために、地下鉄道に沿って北部へ導くための、秘密組織の指揮者としての役割を果たしたことで、人々に記憶されています。
後に、彼女の南部の地理に対する知識を生かし、貴重なスパイとなり、北軍のガイドとして活躍しました

その一方でジャクソンは、1830年にインディアン強制移住法を設定し、アメリカ先住民をアメリカ南東部の先祖伝来の地から強制的に退去させたことで、長い間賛否の分かれる大統領長とされてきました。
その結果、何千人ものアメリカ先住民たちは、ミシシッピ川の西に指定された、”インディアン特別保護区”への移動中に死亡しました
この、アメリカの黒歴史は、”涙の道”(the Trail of Tears)として知られています

以上の理由から、ジャクソン差し替えは、特にアメリカ先住民からの強い希望があるとのことです

しかしながら、1928年に財務省が彼を肖像に選んだのには、それなりに理由があり、19世紀から1960年代にかけてジャクソンは、『一般市民のチャンピオン、民主主義の象徴』と称されていたようでございます
名門ではない家庭に生まれながらも、自身の努力と才能で大統領まで上り詰めた人物であります。

この時を予感していたのでしょうか、晩年のジャクソン大統領、しょんぼりしているように見えますね。 (´・ω・`)


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